「良い」の価値観

こんばんは😎

昔は趣味は?と聞かれるとだいたい仕事、と答えていましたが

最近は服を育てることと、と言いたいところです・・・というより趣味は?なんて聞かれることがありませんが・・・

 

この季節になるとレザーものが着たくなってきます。

デニムもそうですがレザーも育てるという意味で好物なのですが

昔は染料があまりよくなかったのでレザーも中まで染まらずに表面だけでした。

ということで長年使っていると   経年変化と共に地の茶色が出てきます。

 

今では染料が良いので中までしっかり染まり、黒ならずっと黒のままです。

当然商品としてはそれが正解です。

 

ですが昔の方の地の茶色が出ることを茶芯と呼ばれ、逆に今その経年変化が良いと再評価されているようです。

 

 

私も経年変化が好きなので目に見えて変化していく様は魅力的ではあります。

今、あえて茶芯にして販売しているレザージャケットも多いようですが逆に金額も高くなっているようで

それはそれで本末転倒のような・・・・・・気もします。

 

 

家も性能がよくなることで変化しない新建材も多々あります。

新建材があるからこそ家は成り立つのでもちろんいいのですが、

環境問題が騒がれている昨今、改めて昔に立ち返って何が良い物かを見直すのもいいかもしれないなと思いました。

木の経年変化も美しいものですよね😄

 

ものの価値が変化していっているのかもしれませんね

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