御幣

こんばんは😎

 

上棟にむけていろいろ段取をする上での一つとして

御幣があります。

 

御幣は上棟式の際に御幣を祀って工事の安全と皆様のご健康、ご多幸を祈念するのですが

 

そもそもの由来は

大報恩寺の本堂が建築された時に、

この大工事の棟梁であった「高次(たかつぐ)」が大切な柱となる木材を短く切り過ぎて憔悴しきった姿に、

その柱を使うために枡組という技法で継ぎ足すように提案し、夫の窮地を救った妻「阿亀(おかめ)」を偲んで設けられました。

阿亀は助言によって夫が難局を乗り切ったにもかかわらず、

「(建築のプロでもない)女性の提言で棟梁ともあろう人物が大工事を成し遂げたと知られれば、

の名誉を汚し、信用も失うのではないか。この身を夫の名声のために捧げよう」と上棟式の前日に自害してしまいました。
棟梁の高次は、本堂の上棟式にあたり、妻の冥福と工事の無事を祈って、永久にこの本堂が守られる事を願い、

亡き阿亀(おかめ)に因んだ福の面を扇御幣(おうぎごへい)に付けて飾りました。

現在でも、上棟式でおかめ御幣が柱に飾られるのは、おかめの徳を偲んで、

永久に保つような頑丈な建物となり、繁栄を祈るためとされています。

 

なんとも切なそうな物語ですが平穏無事を祈るものには間違いないので

飾らせていただきます!

 

今は上棟式をしない工務店も多いですが、しっかり弊社は上棟式をし、

お施主様に職人さんを紹介もさせていただき、我が家が組みあがっていく様を見ていただきます。

 

 

上棟が楽しみです😁😁

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