こんにちは
気づいたらもう8月ですね!!
そりゃ暑いわけだ・・・
というわけで本日は「サスティナブル」について少し
昨今、サスティナブルという言葉がキーワード化されていて建築業界でも
「サスティナブル住宅」と言われるものが出てきております。
まずサスティナブルの定義は ・・・「持続可能」
地球の環境を壊さず、資源も使いすぎず、未来の世代も
美しい地球で平和に豊かに、ずっと生活をし続けていけること。
「サスティナブル住宅」とは、地球環境の持続に貢献す
るような住宅、すなわち環境負荷の小さな住宅という意味。
つまり、省エネとエネルギーを効率よく使うための高気密・高断熱、さらに長寿命などの要素が備わった住宅
ということです。
ただ、まだユーザー目線から考えると
「サスティナブルな住宅を考えています!」
というご要望は正直あまり聞いたことがないので企業が社会に向けてのパフォーマンス化しているだけ
のような気もします。
実際はやりたくても金額が高くなりそうだから・・・
(ランニングコストよりイニシャルコストをとろうかな・・・)
という方が多く、大きな枠組の中の環境的によくしよう、という目線になりにくいというのが
正直なところだと思います。
まぁ何しろ環境を・・・というと分かりにくいし頭に入ってきにくいですよね。
そんなことを思っているとちょっと身近なモノで面白いものがあったのでご紹介
急に話が飛びますがスニーカーってみなさん好きですか?スニーカー持ってないなんて人はいないでしょうが
少し前にNIKEからシューズの製造工場で出た廃材やリサイクル素材を使ったスニーカーが発売されました。
「スペース ヒッピー(Space Hippie)」
製造過程で排出される「宇宙ゴミ」と呼ばれるスクラップをアッパーやソールに採用し、
サステナブルイノベーションを取り入れたという。
アッパーのエンジニアードニットは、プラスチックボトルやTシャツ、糸くずなどを含む100%再生素材から製作。
クッショニング部分はランニングシューズの製造工場で出たスクラップでを再構築した物を採用しており、
通常のフォーム素材と比較して二酸化炭素排出量をおよそ半減しているという。
ソールは従来のナイキ フォームにナイキのリサイクルプログラム「ナイキグラインド」によって作られるラバーを15%混ぜることで
製造時の二酸化炭素排出量を削減。廃材を合わせたリサイクル素材特有のミックスカラーに仕上げている。
さすが天下のNIKEさん、あえてリサイクル特有の表情をデザインに取り入れるのはすごいですね!
youtubeでレビューしている人を見るとソール部分がポロポロとれるようですが・・・。
まぁそれはさておき、未来に向けた思想をデザインに取り入れたような形でかっこいいですね。
ちなみに履きつぶしたあとはどうなるんですかね?リサイクル用に引き取ってくれてまた再構築というように
なるともっといいかななんて勝手に思ってしまいましたが・・・
ファッションで言うと、昔はA.P.C.で履きつぶしたデニムを引き取ってくれてまた安く新しいデニムが買える
なんてのがあった気がしますが・・・今もあるかな
オーガニックコットン製というのも一種のサスティナブルかもしれませんね。
ちなみにユニクロも2019年10月に、柳井社長は「サスティナブルであることは、すべて優先する」と宣言しているようですね。
一方、食では「日本サスティナブル・レストラン協会」というものがあるらしく、
日本サステイナブル・レストラン協会に入っているレストランは
地球環境や人権・労働に配慮している、とのことです。
簡単に言うと
「より多くの野菜や自然療法で育てられたお肉を使用する」
「旬の食材を用いる」
「世界の農家を助ける」
「食材を無駄にしない」
食材でいうとこういうことでしょうね。
なかなか、私からするとレストランを選ぶときに協会に入っているか否か、なんて調べないので
あまり??というような感じになりますが
身近で考えると、私も子供ができると子供が食べるものを気にするようになりました。
国産のお肉や生産者が分かる野菜など少し金額が高くても体の中に入るものは気にしたい、
というようになりました。(どちらかというとうちの奥さんが・・・)
単純な「映え」の方向が変わってきているかもわかりませんね。
いや、むしろ食材に拘った「映え」が一番良いのかな・・・
これらは言い方を変えれば食育になるだろうし、
聞いたことはないですが衣育ということにもなるかもしれませんね。
次回に続く・・・