こんにちは😎
本日も「新城市 O様邸」の現場へ🚙
今日から鉄筋を組みだすということでその前に現況確認をしてきました。
綺麗に防湿シートも張れ、捨てコンも打ってある状態です。
捨てコン・・・・?
正確には捨てコンクリートと言います。
家を建てるためには、基礎工事が必要です。目に見える「ベタ基礎」「布基礎」工事の前に、敷地に砂利や砕石を均し、
5センチ程度の厚みでコンクリートを流し込むことがあります、これを「捨てコンクリート(捨てコン)」と呼びます。
敷地のどの位置に、どのような形状で基礎のためのコンクリートを打つのかを示す「墨だし」作業をしやすくするため、
ないしは基礎を乗せる面を良好な状態にするために捨てコンクリートを打ちます。
敷地の状態が良好で、わざわざ水平面を作る必要がなければ捨てコンクリートを打つ作業は省略されることがあります。
しかし、基礎の鉄筋が直接土中の水分に触れ、錆びてしまい「将来の家の強度」を脅かさないよう、積極的に捨てコンクリートを打とうと考える建設業者も存在します。
そもそも、土地の状態や作業性の問題の面で問題があるときにのみ必要で、
家の強度に直接関係するわけではないので、「捨てコンクリート」と呼ばれています。
墨を出してある状態がこんな感じです。
ちなみに「捨て」という言葉は他にも使います。
表には出てこない高さ調整のために下地の合板を張ることを「捨て張り」と言ったり
この材料を捨ててこっちを仕上げにする、なんて表現もよく使います。
捨てる=ポイ
という使い方ではないのが建築用語の難しいところですね★