断熱材 施工性??

こんばんは😎

朝方と夕方は涼しくなってきましたね💦

セミの鳴き声から鈴虫になってきたのでもう秋ということでしょうか。

 

そんな本日は 昨日の夜、急遽大工さんから

 

「明日 断熱材の施工を手伝ってほしい!」

 

というHELPをいただき行ってまいりました!

壁の断熱材の施工のお手伝いだったのですが

今回の工務店が選んでいる断熱材が、高性能グラスウールでした。

 

グラスウールはみなさんイメージ通り細かい繊維が綿状のようになっていて

それが耳付きの長い袋に梱包されています。

そしてそれを隙間なく外壁の室内側へ敷き詰めて耳を木材に固定していく、

というのがグラスウールです。

 

ということでそのグラスウールを施工してきたわけですが・・・

高性能と言うだけあって熱伝導率的には高い数値です。

 

ただ、施工していて感じたのは施工性が悪いということです。

施工性??

簡単に言うと綺麗に隙間なく敷き詰めるのは手間と労力がかなりかかる、

ということです。それは慣れとかではなく単純に施工方法がそういうものです。

耳をタッカー(建築用ホッチキスみたいなもの)でとめればいいだけでは?という方、

違います、コンセントのボックスがあったり配線があったりスリーブの穴や下地、

壁の内部にはたくさんのものがあります。

その障害物の形を綺麗に切り取って隙間なく断熱材をうめる・・・

でも袋の正面は防湿フィルムなのでつないで・・・

聞いただけでも・・・めんどくさそう・・・と思いません?

 

もちろん断熱材自体は良い物なので否定もしないですが

ただ、高い性能が発揮できるかどうかは施工(大工さんの腕)にかかっている!ということです。

 

一方、大きく施工性に左右されないのは吹付断熱です。

吹き付けると液体がモコモコと膨らんで勝手に隙間に入っていってくれるので施工手間はグラスウールに比べ

大幅に削減できます。具体的に言うと壁だけのグラスウールで2~3日程に対し吹付断熱は壁、天井合わせて1日。

 

もちろん断熱材の種類はスタイロのようなボード状のものもありますし壁内の断熱や気密の関係によって施工方法も

関係するので単純なものではないですが断熱材は性能だけで選ぶのではなく施工性も一つの選択要素に追加してはいかがでしょうか?

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