おはようございます😎
4連休はいかがお過ごしでしたでしょうか?
芸術の秋、ということで映画を見た方もいるのではないでしょうか。
一時期、地球滅亡系SF系の映画をよく見ていたのですが そこではよく
「20XX年、地球は未知のウイルスに汚染され数少ない人類は地下シェルターでの生活を余儀なくされた・・・」
なんて冒頭の言葉からはじまる映画がちょこちょこあったような気がします。
でも実際、「地下シェルターとか映画の世界の空想だよねー」と思っているのは日本だけかもしれません。
というのも海外で見ると
日本が異常に低い0.02%
スイス、イスラエルに至っては100%!!
スイスに関しては
1963年に核シェルターの設置を義務づける法律が制定されていたほど、民間防衛に関しての意識が高い。
2012年には核シェルター設置の義務化は撤廃されたが、自宅に設置しない過程は、自治体に1500スイスフラン(約19万円)を支払い
「永世中立国」であるスイスは、皆兵制であり国民各自がいざというときに出兵することとなる。
日本のようにアメリカの「核の傘」(核攻撃を受けたら報復してくれる同盟国)があるわけではないため、
個人の自衛意識を強く保たねばならないことが、核シェルターの普及につながった。
国民には呼吸用の防毒マスクも無料で配布されている。
国民全員に配布された「民間防衛」からも強い自衛意識を感じる。
アメリカも核シェルター普及率が82%と高い数値です。
アメリカではスイス、イスラエルと違って法律による義務はないが、
1950年代から民間防衛目的の核実験を実施した辺りから国民自ら核シェルターを購入するような働きかけが活発になった。
当時は「生き残りはあなたの仕事」と消費者の防衛意識を促している。
軍事施設や政府機関には核シェルターが完備されており、
近年公立の小学校~高校に「3ヵ月生存の地下シェルター」も整備している。
トランプ政権の強硬的な対外政策に不安を感じ、アメリカの核シェルター会社への問い合わせも劇的に増えているようだ。
韓国ソウルでは300%を超える収容率となっていみたいですが、
これはソウルの地下鉄が核シェルターを兼ねているみたです。
ちなみに私は2年程前にこのことを知り、核シェルターの施工事例を見に行った来ました。
こんな鉄で厳重に作られた重々しい扉を開けると
中に入れるハシゴがあります。
4畳半もない狭い室内には空気のろ過装置やくつろげるソファベッドも完備されていました。
備蓄倉庫に使える床下収納もありました。
当たり前ですが、シェルターなので空間的な豊さはないですが
数日過ごすだけなら問題なさそう、というイメージでした。
見てきたから思うことは特に、
アメリカ製だからというと偏見かも分かりませんが造りがわりと荒い気がしたので
日本製でできればもっとクオリティは見込めるんじゃないかとは思いました。
日本では普及率が低い分、自国で生産という意識もないでしょうし
他国に比べ割高になるので結果、普及しない。ということになると思います。
そもそも日本は自営意識が低いという大きな難点があるので
まず、学校や地下鉄などの公共の建物から完備し国をあげてやる以外普及は難しいかも分かりませんが
コロナ渦の中、意識が変わっていくかも分からないですね。
もしかすると、近い将来リモートによる仕事によって都心に住む必要がなくなり
自然がある土地に別荘のような家が普及し、
庭(もしくは建物の地下)には一家に一台シェルターが当たり前になってくるかもわかりませんね!